【第10回】体の基本「気・血・津液」!①【ケントの中医学習塾】

こんにちは!

今回は東洋医学で体を構成する3要素である「気・血・津液」についてお話していきますね^^

 

よく見るのは「気・血・水」の方だと思います。日本漢方では「気・血・水」なんですが、中国医学だと「気・血・津液」なんですね。

ここでは同じものと思って頂いて大丈夫です!

 

まず一つ目が「気」です。

エネルギーと言い換えるとわかりやすいかもしれません。やる気とか元気なども「気」と関連しています。

やる気が出ない、元気がない、気が進まない、気が立っているなど、「気」に関連した言葉は多く存在します。

「気」は見えないけれど存在している物質だと考えられています。わかりやすく言うと原子や分子がそれに当てはまるかもしれないですね。

空気は目に見えないですが確かにそこに存在していますよね。そのような感じで「気」も見えないけれど存在しているものと考えてください^^

 

「気」には様々な働き・作用があります

①体を温める作用

寒いときは体を丸めたり震えたりしますよね。これは気が外へ出てしまわないように、体から新しく気を消耗して体を温めようということが起きています。

動物などは寄り添って寝たりすることもありますね。外へ暖かい気が出ていくのを防いでいるのです。

めちゃくちゃ元気な人は冬でも薄い恰好していたりすることもありますね。そういう人は気が旺盛な人とも言えます。

 

②体を悪い邪気から守ってくれる作用

抵抗力、免疫力と言い換えると把握しやすいと思います。

身体を邪気から守ってくれる大切な機能です。

 

③臓器や血液を動かす作用

これ、大事です。これが無くなると体は動かなくなります。

体を動かす大切な機能であり、また成長期に子供が大きくなるためにもこの作用が必要と言われています。

 

④異常な発汗や出血を抑える作用

汗は分かりにくいかもしれませんが、出血は分かる人は多いと思います。

どこにもぶつけてないのに青あざができてる、という方がたまにおられます。

そういう方は体の中に血液をとどめている「気」の力が弱くなったと考えられています。

別の観点から考えると、血管がもろくなっているから破れて出血したという風に考えられます。

血管の機能を支えているのが「気」と考えられます。

 

⑤物質をほかのものに変化させる作用

これは食べたものを栄養として取り込んだり、その栄養が血液に変わったり水分として体を巡ったりすることを指しています。

少し難しいですがわかりやすくいうと、目の前にご飯があって、そのままにしてもご飯はそのままだけれど、食べて消化吸収したらご飯は形としては無くなって体に吸収され、血となり肉となります。この血となり肉となる変化する作用の事を言います。

 

「気」は5種類や6種類の作用があると言われており、さらにまたお話しする「血」や「津液」が絡むとさらにいろいろな働きをします。

今回はここまでにします。

 

次回も「気」のお話をします。またよんでくださいね^^