【第11回】体の基本「気・血・津液」!②【ケントの中医学習塾】

こんにちは!

今回は「気・血・津液」の中で、「気」の続きをお話しします!

 

「気」は動くものだと前回少しお話ししましたね。

詳しく言うと

怒った時やイライラした時はナニカが上に上っている感覚はありませんか?

落ち込んだ時や悲しいときはナニカが下に落ちる感覚はありませんか?

考えことをしているときナニカが胸やおなかの中でモヤモヤしていませんか?

そのナニカを東洋医学では「気」と定義したのです。

 

今でもありますよね。

気が立っている

気力がなくなった

気を紛らわす

 

あまり意識していないだけで私たちの生活と「気」は関連しているのです^^

 

そして「気」は体中をめぐっています。

その「気」は上下左右に規則正しく動いていきます。

しかし「気」が正常に動けないときがあります。その時は体に異常を感じることが多いです。

その異常の種類を上げていきましょう。

 

①気滞

川の流れを想像してください。さらさらと流れている川の水はきれいですね。

そしてまったく水の流れていない沼を想像してください。水の移動はまったくなくヘドロのようになっていますね。

この川のようにしっかりと流れているのが正常ですが沼のように流れていないような状態になることがあります。これを「気滞」といいます。読んで字の如く「気」の「滞り」ですね。

「気滞」とかかわりの深い症状としては、

ストレス・イライラ・落ち込みなど、溜息、げっぷやおならなど、腹痛、月経周期が長くなったり短くなったりする、基礎体温がガタガタになる、便秘になったり下痢になったりする、張ったような痛みがある、月経前症候群(PMS)などがあります。

 

対策としては何よりストレス解消でしょう。爆買いはお財布に悪いし爆食いはおなかに悪いのであまりよくありませんが、リラックスしてストレスを解消できる趣味などがあればいいですね。

あとは適度な運動もよいです。血流とともに気の流れもよくなるのでヨガやウォーキングなどはおすすめですね。マラソンやトライアスロンのような消耗が激しいスポーツはお勧めできません💦

 

②気虚

これは体のエネルギーが足りていない状態を表します。ロボットの燃料が足りず動けない状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。ロボットは動きたくても燃料がなければ動けませんよね。それと同じことが私たちの体でも起こっています。

症状としては

疲れやすい、だるい、風邪をひきやすい、寝ても回復しない、食欲が出ない、便秘、下痢、食後眠くなる、冷え性、大きな声が出せない、じっとしていても汗が出てくるなどがあります。

対策としては

安静にして休むことがまず大事です。症状にもよりますが、消化の良い食べ物を食べること、ゆっくりよく噛んで食べることなどおなかにやさしい食事を心がけるといいです。それでもよくならない方は食事内容に問題があるかもしれないので専門の方に相談しましょう!

 

③気逆

「気」が逆流してくる状態のことをさします。わかりやすい例でいうと、吐き気です。悪阻による吐き気も気逆と関連があります。本当であれば食べたものは食道を通って胃に行き、そこで消化され小腸へと運ばれて行きます。しかしその流れが逆流しているため吐き気として現れます。

また、動悸や息切れ、不眠などもこの気逆がある場合もあります。もし当てはまることがあってもしっかりと専門家に相談してくださいね。

対策としては安静にすることも大事ですが早めに漢方薬をお勧めします。なぜなら「気」が逆流している状態は滞っている状態よりも良くないのです。

機能が完全に暴走しているので、早めの対処が必要になります。

 

 

「気」についてお話していきましたが分かりましたか?もしわからないことがあればLINEや電話で聞いてきても大丈夫です!!喜んでお話しさせていただきます!!

「気」は体の機能を維持していくうえで必須の要素です。

東洋医学は難しいですが一つ一つお話ししていけたらなと思います^^

 

今は月に2回漢方講師をしているのでそちらからもぜひお問合せ下さい!

 

次回は「血」のお話に入っていきますね^^