こんにちはけんとです。
今回は小児や、思春期に多いお悩みについて書いていきます。
子供が成長に伴い、一時的に体調を崩すということは良くあることです。
しかしその体調不良がいつ終わるのかはわからないですし、よくならないまま成人まで行くということもあり得ます。
特に精神面である心の悩みについては1~2カ月で終わるということはほとんどなく、何年も悩んでおられる方も多いと思います。
良くあるのが
発達障害
知的障害
ADHD
自閉症・自閉症スペクトラム障害
アスペルガー症候群
などです。
これらは脳の発達に障害が発生し、機能が弱くなってしまっている状態です。
言語の発達の遅れやコミュニケーション能力・社会性の障害、学習障害(LD)なども併発する場合があります。
脳の発達障害においても、漢方でなんとかできる場合があります。年齢が小さければ小さいほどいいですが、そうでなくても良くなった例もあります。
症状が軽くなった、態度が柔らかくなった、など喜ばれることも多いです。
1~2歳のころは障害があるのか?ないのか?良く判断がつかない場合があります。
言葉をしゃべらない
他の人に興味を持たない
表情が乏しい
一人遊びが多い
かんしゃくもち
プールやお風呂が苦手
人がたくさんいるところが苦手
といった子は障害を持っている可能性もあります。(もちろんない可能性も十分にありますが)
お子様本人も自覚していないことですが、サインは出しています。
早めに気づくことが早く対処できる場合にもつながります!
思春期にも心の悩みは出てきます。
適応障害
不登校・ひきこもり
不安障害
強迫性障害
家庭内暴力
自傷・リストカット
摂食異常
パーソナリティ障害
統合失調症
若年性鬱
反抗期
これらのような悩みは成長するうえでの社会的要因・身体的要因が大きくあげられます。
1つは内分泌系ですね
成長期におけるホルモンバランスが崩れ、本人の自覚がなく行動が変わってしまうパターンです。
また、周囲の環境のストレスによる自律神経失調症も併せて影響が出ている場合が多いです。
特に現代はストレスフルな社会ですので、大人だけでなく、子供も非常にストレスを受けやすい社会です。
その際にストレスをうまく解消できず、悶々と悩み続けていると眠れない、食事が喉を通らないなど、自律神経が失調されていきます。
それらも漢方で症状の軽減は出来る可能性があります。
自律神経で悩んでいる方は年齢問わず多いです。
次回は思春期に多い体の悩みなどについて紹介していきます!