こんにちはけんとです。
今回は肝臓に脂肪がたまってしまった状態である脂肪肝についてお話していきたいと思います。
脂肪肝って何だと思いますか?
それは中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
もし詳しい方がいたらお分かりになるでしょう。これはお酒をよく飲む人がなるものだと!
そうなんです。これはお酒を飲む人がよくなっていた病気であったのですが、最近は非アルコール性の脂肪肝の方も増えています。
これの恐ろしいところは自覚症状が出ない点にあります。
普通ならだるい、食欲が出ない、めまいがある、吐き気がある、腰が痛いなど、様々な症状が代表例としてあり、それに当てはまっているかどうか、ということを見ます。
しかしそれが出ないので発見が遅くなります。
自分が脂肪肝かどうかは病院へ行って血液検査や超音波検査で肝臓の状態を確認してようやくわかります。
そうしないとわからないのでどうしても発見が遅くなってしまいます。
今は3人に1人がなるといわれており、肝臓における脂肪の割合が30%であれば脂肪肝と診断されます。
しかしなぜ30%かというと、それ以下ではクリニックなどでは計測できないからです。
現在はより精密に検査できるようになり、5%以上の脂肪があれば脂肪肝と認められます。
脂肪肝だと何がよくないのか?
糖尿病になりやすくなります。
肝臓は糖を蓄えます。しかし脂が肝臓に多いと蓄える量が減ってくるのです。
そうすると肝臓で蓄えきれない糖は血流に放出され、血糖値が上がりやすくなります。
なので気分にむらが大きい人は血糖値の上昇下降の差が激しい可能性があります。
そうすると血管も傷つき血管障害が起きやすくなってきます。
つまり脂肪肝を放置していると糖尿病・血管疾患になりやすいということが分かります。
しかも血管疾患から認知症になる可能性は大きいといわれています。
認知症の予防にもつながっているんですね^^
肝臓は胆汁を作って油の処理をしてくれます。
カラダに不要な脂は胆汁とくっついていくことで体の外に排出されます。
胆汁の材料はコレステロールで、胆汁がしっかり作られるとコレステロールの値も下がってきます。
胆汁はタウリンと一緒に脂の処理をしますが、タウリンが足りないと胆汁が消費できないのでコレステロールも上がっていくんですね。
だからこそ肝臓に栄養を持っていくことが大事です。
東洋医学的には肝、血が重要になってきます。
これを補うことで脳にも栄養が行きイライラする、落ち込んでしまうといった精神的な症状も改善する場合があります。
血が増えることで心臓のポンプ機能の負担が減り、脳や筋肉まで栄養が届きます。
特に女性は血が重要になってきます。
今日から体をしっかりと整えていきましょう!