しびれ、腰痛にもたくさんの種類があります

皆さんこんにちは、けんとです。

今回は腰痛、しびれについてお話しします。

 

腰痛としびれはセットで出てくることが多く、しびれがひどくなってくると痛みに変わったり、腰痛の状態が重たくなってくると別の場所にしびれが出てきたりします。

 

今回はしびれが起きる原因を中医学的に上げていこうと思います。

 

①血痺

血虚(血が不足している状態)と瘀血(血のめぐりが悪くなっている状態)が両方ある状態

合わせて対処することが大事

女性や高齢者、過労な方がなりやすい

 

②湿痺

関節などに湿気などの余分な水分がたまってしまっている状態

四十肩、五十肩で悩んでいる人がなっていることが多い

湿をとる漢方薬を使う

 

③風痺

しびれる場所がよく変わる方は風痺の可能性が高い

朝起きたらしびれがあり、そのあとはすぐに治る人も風痺である可能性がある

しびれは軽く、まだ重症ではない

 

④熱痺

炎症が起きており、体もそうかもしれないが、しびれているところが熱を持ち熱くなっている状態

熱をとる漢方薬を使用する

冷水や氷で冷やすと楽になる

 

⑤血虚

血が不足している状態

症状・体質自体は軽く、治るのも早い

 

⑥出血を伴うしびれ

生理時にしびれがある状態

場所は問わず、腰、手、足どこがしびれても対応は変わらない

 

⑦気血両虚

身体にエネルギーが不足している状態

疲れがひどいときに症状が悪化しやすい人に

 

 

 

他にもありますし、それぞれが複数絡み合い症状が複雑化している例もあります。

 

腰痛やしびれはご自身の判断ではなかなかうまくいきません。

漢方薬を使う場合は病院より専門性が高い漢方薬局を使用しましょう!