歯周病と健康

みなさんこんにちは。

 

ガン

心疾患

脳血管疾患

 

これらを見て何を思い浮かべますか?

 

これらは日本人の3大死因、3大疾病といわれてきたものになります。ここ数年ではの割合や順位などが変わっていますが、それでもこれらは多いです。

 

これらと歯周病とは何の関係があるの?以前私もそう思っていました。しかし、昨今この歯周病と3大疾病の関係性が大きく疑われることとなっています。

 

歯周病はもちろん歯の病気です。

3大疾病とは直接的に場所の関連性がありません。しかし、歯周病から特に血管性の病気にはかかりやすくなってしまうことがあるのです。

歯と歯茎の間には歯周ポケットという歯垢がたまりやすい場所があります。これが集まって固くなってくると歯石といわれるものとなり、自分だけではうまく取り除くことが難しいものになってきます。

 

歯垢にはとても多くの細菌が潜んでいます。口内は温度も安定していて湿度もあり、おまけに餌までたくさんあるので細菌にとっては過ごしやすい環境となります。それらの細菌が口内にいると歯周ポケットから血管に侵入してくるといわれています。

 

身体の表面では皮膚という分厚い防御壁があるため細菌が侵入しようとしても入ることができず、毎日のシャワーやお風呂、手洗いで大半が流されていき健康を保っていられます。

しかし歯周ポケットは歯と歯茎の間にあり、適当に歯磨きをしていると磨き残しやすい場所になってしまいます。そうして残った細菌はどんどん数を増やしていきます。

歯茎は皮膚と比べて守る力が弱いです。薬でも口腔内摂取が簡単にできるように、歯茎の方からも細菌が侵入することもできます。

その際、血管に侵入することがよくあります。歯磨きをしていて歯茎から血が出たことのある方もいると思います。歯茎には毛細血管が張り巡らされており、そこから侵入できるというわけです。

 

そうなると歯茎から侵入した細菌は脳だろうが心臓だろうが細かい部分だろうがどこへでも行けるようになります。

身体にとって良い細菌も入ってくるでしょうが、大半は体にとって不利益を与えるよくない細菌です。

 

また、すべてのガンと関係があるわけでもありませんが、例えば食道ガンやすい臓がんなど口と直接つながっていたり、消化器系としてつながっている場所があります。

 

 

そのための予防としてどういう対策ができるか?どういう漢方薬を飲めばよいのか?

 

まずは歯磨きからです。5~10分だけでも長めに細かく歯磨きをしましょう。いきなり漢方薬を飲む必要はありません。漢方薬で対応も可能ですが、まずは自分の生活から見直して無料で改善していきましょう!

 

当店に抗菌のいい歯磨き粉はありますが、ご自身の持っているいい歯磨き粉があるのであれば、そちらをしっかりと使っていってくださいね!