不妊、未妊、習慣性流産、子宝安産のご相談
妊娠だけでなく出産、産後、授乳、そして赤ちゃんの健康まで考える漢方相談を致しております。妊娠がゴールではありません。出産後の赤ちゃんとママが元気で過ごせる事のお手伝いをします。
妊活(にんかつ)とは妊娠力を高めることです。
妊娠力を高める漢方では、五臓六腑における腎(じん)・肝(かん)・脾(ひ)の3つの力を使って妊娠・出産をするとされています。
自分の身体を知る
- 基礎体温をつける
- 生理痛があれば記録する
- PMS症候群(月経前症候群)をよく知る
- 高プロラクチン血症の確認
- 男性不妊症の有無の確認
食事や睡眠などの生活習慣を見直すことが必要です。
日頃の不摂生をしていると身体の酸化、いわゆる老化が進みます。精子の質も低下し子宮や卵子の劣化がおこり妊娠しづらくなります。
周期調節法の基本
周期調節法とは、漢方薬を使った不妊治療の最も効果的な方法です。周期調節法では、月経周期に合わせて異なる漢方薬を服用します。これは月経周期によって女性ホルモンの分泌が変わり体調も変化するからです。ですから、漢方薬も月経周期に合わせて飲み分けることで自然妊娠も望めるのです。
子供がほしい夫婦の望みにこたえて、西洋医学のホルモン療法とは違い体質改善しながらホルモンのバランスを整え妊娠しやすい体づくりにするのが特徴です。基礎体温のグラフにホルモンの変化を合わせて調整していきます。
月経期
月経期は高温期から低温期に変化する時期で、不要になった「血」や子宮内膜を全部すっきりと排出する期間です。 月経痛でお悩みの方や経血に塊が生じる方は排出がスムーズでない証拠です。
卵胞期
月経後から排卵までの時期で、月経が終わり卵巣で卵胞が発育する期間です。卵胞の発育に合わせ、卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜を増殖させます。卵胞が育たなければ卵子も成長できず、内膜も薄いため、排卵障害や着床障害につながります。
排卵期
排卵期は卵胞から卵子が飛び出す時期で、卵胞が大きくなるとともに卵胞ホルモンの分泌が急上昇しピークを迎えます。それが刺激となって卵胞刺激ホルモンの大量分泌となって排卵になります。
黄体期
体温が上昇するこの時期は、排卵後の卵胞が黄体となり黄体ホルモンを分泌します。体温中枢に働きかけるため体温が上昇します。妊娠が成立していないと月経を起こす準備を始めます。また、この時期に胸のはりや痛み、イライラ、めまい、頭痛といった症状があわられることも少なくありません。
周期調節法の優れた点は、赤ちゃんが育つ母体の環境を整えることで妊娠も可能になると考えています。
漢方薬で月経リズムを整えて自然な妊娠・出産につなげましょう。体外受精などの治療を受ける前に漢方と併用することで成功率を上げることもできます。今までなかなか結果が出なかった方が周期調節法で良い結果につながったと喜んでいただいています。
当店では、周期調節法に加えて、『子宮の冷え取りコース』と下半身の『温熱療法』を併行して取り組んで頂きますと、とても効果があったとの声が多くあります。